と言うわけで遅くなりました。こんにちは小ネタ収拾部主任・むさしです。
第3話「え!?真犯人は霧山くん!?」の脚本・監督は園子温さん。以前の十文字の切ない恋物語が大好きで期待してたんだけど…実際には「トップシークレット」なる組織を話に絡ませる意図がいまひとつわからなかったり、その内偵6と9が最後に「あなたはすごい!」と霧シューを誉めた称えてしまう展開が不満だったりで「ん〜?」という感想。(霧山の推理力を、あのメンバーの前でストレートに評価しちゃうのは、ちょっとつまらないよ。)でもまぁ脚本家による雰囲気の違い自体を楽しむのが、そもそもこういう構成にした狙いでもあるだろうし、言ってみればそれが時効警察の「面白味」。来週のケラさんの話がどうなるかも含め、いい意味で裏切られたいなぁと期待は続きます!(ちなみにこのトップシークレット本部という設定はまた出してくるのかなぁ。)
さて小ネタ。
とにかくひたすら「列記」できる感じの三木Ver.の小ネタと違い、どちらかというと人物の性格や設定で遊ぶような感じの園子温Ver.は「小ネタ」という意味合いとはちょっと違う気もするんだけどそれはそれとして「おお、バッチグ〜だ!」と思ったところを以下に二つ三つ…。
●熊本課長の愛蔵VTR「プクーちゃん」7巻セット!
愛蔵版だもん、やっぱりラベルはきちんとワープロで打ち出さないとね!
愛蔵版だもん、たとえ1分間の番組だって標準録画で1回の放送につき1本のビデオテープをあてがうよね!
そして愛蔵版だもん、不慮の上書き録画事故を防ぐ為にも、テープのツメはきちんと折るのが常識!
…そのあたり完璧でした、さすが、熊本課長!
●やはり何かあるの?サネイエ〜諸沢ライン
ペットボトルのラベルを無意識に擦ってはがしかけていた諸沢に、「あ!それアタシの!」とサネイエが憤慨するシーン。
申し訳なさそうに言い訳する諸沢を睨みつけるサネイエの間に立って、意味ありげにに〜やにやと笑っている三日月ちゃんは、何か勘繰ってるのか?或いはな〜んか事情を知ってるのか?こういうささやかな伏線の延長上にある展開をついつい期待してしまうのも時効ならでは…かと。
●グッズ・アイテム系の「小ネタ」
何せ今回は「プクーちゃん人形」っていう大ネタが存在してたから、その他については然程エネルギー(つか予算?)を注いでいるものはなかったね、さすがに。
でも、そこで気になるのはそのプクーちゃんグッズ。あのソフビ人形(しかもプク〜!と鳴る!)をオリジナルで作ってるわけですから、最小ロッドを考えても結構な数を作ってそうでしょ?実際、これでもかぁ〜〜ってくらいドラマの中でも陳列されてたし。今の所は「ストラップチャーム」が公式グッズとして販売されてるけど、このあとソフビ人形も売って欲しいよね。我が「時候管理課」も、本家「時効管理課」に負けないくらい“流行もの”に弱い面子なもので…。(昨日も早速携帯の待ち受けを「プクーちゃん」にして一緒にいたAkiさんを羨ましがらせたばかり)
…っつー訳で是非とも入手したい我等は、今後数週間のうちにそういう販売の気配がなかった場合にテレ朝に嘆願しに行こうと思ってます(笑)